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執筆者の写真taisei-uchida

レタッチについて


こんにちは、最近は月が大きくて暇なので

写真のレタッチ&合成について簡単な記事を書きます。

Photoshopを使い始めて1年が経ちましたのでちょうどいいかなと。

まず初めになぜ画像に編集が必要なのかということですが

カメラは一言でいうと”光を集める機械”なので

自分の世界を表現するアーティストはどんなにカメラが進歩しても画像編集、つまりレタッチが必要になります。

勘違いしてほしくないのは合成やレタッチと聞くとほとんどの人は『なんでもできる』と考えると思います。

しかし光の方向、量、影の付け方、切り抜きの精度などやってみると想像以上に制限は多いものです。それを無視してしまうと作品ではなくクソコラとかいわれてしまいます。

もちろん数えきれないくらいノウハウもあります。『なんでも撮れる』カメラマンになるまで相当経験が必要だと思いますがレタッチも同じです。

いい作品を支えるのは『精度の高い撮影』と『地道なレタッチ』です。

それでは簡単に説明していきます。

<基本的な流れ>

私の星空の作品は大きく分けて

・地上風景(以下”前景”とでも呼んでおきます)

・星空

この2つから成ります。

これは前景と星空は露出差が激しいものなので合成なしで別々に処理するだけでも作品の質は見違えるように向上します。

<背景の切り抜きについて>

Photoshopを使用して合成する場合はまず前景の空だけを切り抜く必要があります。

基本はレイヤーマスクを使います。

パスツールや近似色を選択などで範囲選択⇒ブラシツールで空を消していきます。

建物など単純な形状ならばいいのですが木など自然なものはかなり複雑なので選択ツールの引き出しはなるべく多いほうが便利です。

ここではなるべく細かく作業しましょう。切り抜きで作品の質が大きく変わります。

もしも岩や建物などの簡単な形状であれば二階調化によって分離できる場合がありますのでなるべく早く正確にできる方法を模索してみましょう。

私はまだPhotoshop初心者のペーペーなのでこの辺は誰かベテランの方に教えてもらいたいです。お願いします。

元々は予算の都合で切り抜き含めマウスですべてやっていましたが細かい作業をするようであればペンタブ使うとスムーズにできます。個人的には ワコム ペンタブレット intuos Pro Mサイズをおすすめします。

<星の合成>

これは星を別撮りしたものをレイヤーとして読み込むだけです。

私は線像がすきなので長時間コンポジットによる日周運動や露光間自動ズームシステムなどで撮影したものを合成します。

もし前景と星空との露出差や色味差が気になる場合はグラデーションマスクを使用したトーンカーブやレベル調整で補正するといいでしょう。

最後にシャープネスと色味の全体調整をして完成です。

参考に作業動画を作成してみましたのでぜひ見てみてください。

【photoshop レタッチ&合成 ×64倍速】

リンク:https://www.youtube.com/watch?v=UfRcM77jhXc


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